食とみどりの新発田っ子プラン

新発田市は「食の循環によるまちづくり」という政策を推進しています。

これは、市民、事業者、市が毎日の暮らしの中で、「食」の大切さを意識し、「食の循環」におけるそれぞれの役割を理解し合い、行動することで、「食の循環」の流れを再生し、その循環をまちづくりに活かしていこうというもの。
全国的にも珍しいアプローチだそうで、平成26年には東京大学経済学部の学生が農業実態調査にきたり、過去には数々の賞をもらったり、多くの雑誌にとり上げられたり、はては内閣府の食育事例に取り上げられるという、とんでもないパブリシティ効果(知名度アップ)をあげています。

「めぐる」というマスコットキャラクターもあります。完成度高いですよね?meguru

この重要施策に「食とみどりの新発田っ子プラン」があります。二葉小学校の平成27年度 「『いのち』を大切にし、守る」教育活動全体計画にも載ってましたね。
これは平成20年度から「食の循環によるまちづくり」の考え方に基づき、市内全幼稚園・保育園、小・中学校において進めているものです。
このプランは、子ども達が『食のサイクル「育てる(栽培)」→「作る(料理)」→「食べる」→「返す(リサイクル)」→「育てる」…』の知識と実践力を身につけて、自立して生きていくために必要な力や豊かな心を育むことをねらいとした新発田市オリジナルの食育プランです。
この取組の集大成として、園の年長児で「一人でごはんが炊ける子ども」、小学6年生で「一人で弁当を作れる子ども」、中学3年生で「一人で小煮物(郷土料理)のある夕食1食分を作れる子ども」をめざす子ども像と設定して、園、小・中学校、家庭や地域のみんながこの目標に向かい協力して取組を進めているそうです。確かにやってますね。

それにしても、「食の循環によるまちづくり」のホームページはお洒落で見やすくて情報満載です。郷土料理のレシピなんかも載っています。
意外と楽しめますよー!

食の循環によるまちづくりホームページ(新発田市)