未来への教科書

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NPO法人 復興支援メディア隊というプロジェクトがあります。行政や三井物産のサポートのもと、東日本大震災を風化させないように、映像で遺していこうというものです。NHK「明日へ」に映像協力をしたり、被災者の方や関係者がその体験を語る「未来への教科書」という出前授業もしています。彼らの被災から立ち上がろうとする姿の中に、私たちにとっても「いのち」を考えるヒントがあるのではないでしょうか。
福島県いわき市にある錦中学校。震災当時、小学6年生だった子どもたちが中学生になって、福島の再生を学ぶ出前授業の様子。
未来への教科書~For Our Children~#94 「子どもたちが作る未来 ~出前授業プロジェクト~」(2015:YouTube)

岩手県矢巾町で小学校教師を勤めている小松則也さん。震災後、趣味で続けていた自作の絵本制作を発展させ、震災の現実や津波の怖­さなどを絵本で描き、道徳の授業で子供たちに読み聞かせ、伝えています。後半は女川で放課後の小中学生の学習の場を提供するNPOの取り組みを紹介しています。たたみ1畳といわれる仮設生活の中で、いまも続く取り組みです。
未来への教科書~For Our Children~#79 「次の世代へ伝える想い」(2014:YouTube)

広島の土石流災害後に災害ボランティアセンターに全国から集った人たちの記録。初動がいかに重要かということを教えてくれています。
 未来への教科書 ~For Our Children~#83「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~」(2014:YouTube)