平成28年6月16日、引渡訓練がありました。
まず校長先生から今回の訓練の趣旨と心構え、「いのち」のお話がありました。
PTA会長からは、いつどこで災害があるかわからないので、それを日ごろから家庭で話し合ってほしいと話しました。
53年前のこの日、新潟地震がありました。引率に来ていただいた地域の方の中には、地震を体験された方も多く、いろいろなお話をうかがうことができました。新発田での被害は甚大ではなかったものの、新潟市内の道路は液状化現象もあって隆起・陥没し、新潟港の石油タンクは数日もくもくと燃え続けたということです。親戚に支援物資を届けるため、トラックを借りて新潟市内に入ったものの、結局歩いて届けたという経験もうかがいました。
また、開始直前に北海道・函館で震度6弱の地震があったこともあって、緊迫した雰囲気で訓練が行われました。
お迎えにきた保護者の方に、だれを迎えに来たか確認し、子どもにこの人は誰か確認。
あらかじめ提出していた引渡カードの情報と照会して引渡し、チェックリストに。
お迎えにこられない保護者に代わって、教職員と該当地域の方々が集団下校しました。