平成27年6月18日(木)新潟県胎内市黒川地区公民館にて開催された「平成27年度 小・中・特別支援学校PTA指導者研修会」に参加してきました。
テーマは「学校と家庭、地域をつなぐPTA活動の工夫」
講師は新潟市アグリパーク教育ファーム園長 真柄正幸 先生。
演目は「親が成長するPTA活動を目指して」
先生は、二葉小学校に校長先生としておられたときに、おやじの会立ち上げのきっかけをつくっていただいた方。いまや国・県の機関でも活躍し、講師としても引っ張りだこ。お話も明快でとても沁みました。
内容をかいつまんでいうと、「教育を取り巻く状況が一昔前とは激変し、教育分野では地方分権が進んでいる。教育基本法をはじめ関連法規が改正され、学習指導要領が改訂される中で、家庭教育の責任が一義的とされた。つまり、PTAにいま求められているものは、子どもたちの生きる力を育むため、学校、家庭、地域を結ぶ要としての役割であり、それはまた保護者としての成長の機会である。子どもを取り巻く望ましい環境づくりは、『良き地域人』としてのPTA活動が主体となり、『子ども起点』『一年勝負』『創造』『連携』がキーワードになるだろう。PTA活動が活発になれば、学校や地域が変わる。」というもの。
二葉小学校のおやじの会についても、事例として紹介していただきました。
法律が変わったことすら知らなかったので勉強不足も甚だしいんですが、多くの保護者も知らないんじゃないかなと思います。こういう情報は、あらゆる手段で共有していかないと、PTAが学校や地域との連携の要っていうのも絵に描いた餅に。そこらへんは、一段ギアをあげて取り組んでみようと反省しました。