日本語教育特区

新発田市は、平成20(2007)年3月31日付けで「日本語教育特区」の認定を内閣府から受けました。
新発田市の全小中学校は「教育課程特例校」として、平成21年度から日本語教育がスタートしました。

「特別の教育課程編成・実施計画書」(PDF525KB)

「日本語教育のお知らせ」

「日本語」の授業は、いじめや不登校・問題行動などの課題を克服するため、言語能力を高めるとともに、日本語の美しさを感じ取らせ、日本人の感性・情緒・特徴といった「日本の心」をも学ばせることで、たくましく生きる人間力の基礎を培う教科。
小学校では「国語」「生活」「総合」の一部、中学校では「総合」「道徳」の一部を組み替え、小中学校の全学年で「日本語科」を実施。
平成16(2004)年度から実施している東京都世田谷区に視察にいき、全国で2番目の導入となったそうです。(参考:寄稿論文自治体独自のカリキュラム開発東京大学)

①古典や詩歌など有名な文を朗読・暗唱…論語、百人一首など
②日本語の言葉を増やし、表現力を育てる…わかりやすい発表の仕方など
③新発田や日本の伝統的な文化を学ぶ…新発田城の願文やわらべうたなど

この独自開発した教科書が市民にも評判で、市から直接購入するひともいるそうです。
新発田市の教育にかける意気込みが感じられますね。

おうちの方は、教科書をちょっとながめてみるのもいいかもです。