平成27年9月27日(日) 「深めよう 絆 県民の集い」(下越地区)に参加しました。
これは、深めよう 絆 にいがた県民会議と新潟県教育委員会が主催、下越教育事務所が主管して
「学校、家庭、地域、私たちにできること」をテーマに集いを企画・運営することをとおして、いじめ見逃しゼロ県民運動の周知を図るとともに、管内の学校の取組の充実を図り、社会全体でいじめ、不登校、暴力行為等の問題行動の解消及び未然防止の気運を醸成する。
ことを目的としたイベント。ちなみに、深めよう 絆 にいがた県民会議っていうのは、いじめ解消に向けて県民総ぐるみの運動を展開すべく、県、市町村、PTA、マスコミ等の関係団体が集まり平成19年5月に「いじめ根絶県民会議」として発足(構成団体約50団体)した有識者会議です。
会場は村上市民ふれあいセンターでした。児童生徒、教職員、保護者、社会教育関係諸団体、地域住民、「深めよう 絆 にいがた県民会議」構成団体・協賛企業等が参加していたようです。
内容はこんな感じ。
集いテーマ
「学校、家庭、地域、私たちにできること」
「ネットいじめの防止」
ア オープニング
・座長メッセージ(ビデオ)
・村上市立村上第一中学校 総踊りで福島の中学校などと交流。にいがた総踊りにも参加。
イ 第1部 実践交流会
・県立村上桜ヶ丘高等学校 県立東新潟特別支援学校との交流。
・阿賀野市立安田中学校区 校区の小中学校4校の連携事例。あいさつ運動や体験入学など。
・「街角こんぱす」地元密着型フリーマガジンを通して地域の特色ある取組みを紹介。
ウ 第2部 講演会
・演題 「いじめって何ですか?~いじめに対する大人の認識を考える~」
・講師 NPO法人ジェントルハートプロジェクト 小森美登里 氏
1998年、高校入学間もない一人娘の香澄(かすみ)をいじめによる自殺で失う。それをきっかけに、いじめが社会の大きな問題であることを知り、いじめのない社会、あたたかい教室と学校を目指し夫婦で活動を始める。
2002年ジェントルハートプロジェクトを仲間と共に立ち上げ、講演、展示会、勉強会の開催等の活動を開始。翌年、NPO法人化し、活動を全国で展開。法人としての講演回数は、2013年に1,000回を超えた。小森美登里個人としては、2014年3月に1,000回目を迎えた。
講演の対象は、小学生から大人まで全般。
子ども達には、自分と友達の「心と命の存在」を知り、互いを尊重し合えるよう、問い掛けをしながらの講演をしている。また、大人達には、今まで正しいと思っていたいじめに対する対応の振り返りと、今、親として大人としてできることの提案をしている。