ネットで話題になっている「西千葉子ども起業塾」というのがあります。
職場体験ではなく、子どもの力で「企業」する塾(日経DUAL2015.11)
千葉市と千葉大学が共同で2010年から実施している、子どもが自分達の力で「起業」を経験する「西千葉子ども起業塾」。そこでの体験はいわゆる「職業体験」ではなく、銀行から融資を受け、千葉市内にある会社の依頼に応え、擬似通貨を用いて黒字を目指すという実際の起業に限りなく近いものになります。大人も顔負けの現実的な起業プログラムで、子ども達は何を学ぶのでしょうか。…
「ネットの発達によって情報が簡単に手に入るようになりましたが、それは子どもにとって独自性がなく、可能性を伸ばしてあげられるものではありません。今、子ども達に必要なのは子どもならではの『体験』です」
そう話すのは、起業塾を統括する千葉大学教育学部の藤川大祐教授。
「昔であれば子どもは外で遊ばせておくだけで自然とコミュニティーを形成していました。しかし今、子どもは放っておくとネットで時間を浪費してしまう。そうならないためには、親がこうした体験ができるイベントを見つけてあげることが必要です」
「また、起業塾に通う子どもは皆別々の地域から通ってきています。例えば学校でうまくいっていない子どもでも、場所を変えることで自分の個性を発見できる場合もあります。学校と家以外の場所があることで、子どもは様々な価値観に触れ、自分の新たな可能性に気づくことができるんです」
基本的に小学校4年生~6年生が対象で、いま必要とされているキャリア教育の一つの可能性なんだろうと思います。課題はあるんでしょうが。
なんか、大倉喜八郎のふるさと新発田でもできそうな気がしますねー。