子は親の鏡

とあるPTAの講習会資料をめくっていたら、アメリカの教育学者ドロシー・ロー・ノルト (Dorothy Law Nolte)さんの「子は親の鏡」っていう詩が載っていました。

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

これは平成17(2005)年に皇太子殿下が記者会見で引用されて有名になったようですが、いいところをついています。

出典は『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP研究所)
ドロシー・ロー・ノルト著 レイチャル・ハリス著 石井千春訳

ちなみに、このPHP研究所のシンクタンクに新発田出身の方が取締役として活躍されています。昨年でしたか、新発田でも講演会をされていました。凄い人、いるんですねー…新発田にも。

さて、冒頭の画像は旧校舎が役目を終えて取り壊しになる直前に、おやじの会の企画で子どもたちがメッセージを書いたときのもの。感謝のことばが自然とでてくる…二葉の子どもたちはホントにすばらしいですね。

子は親の鏡…えっ!?