二葉小学校の入学式や卒業式、各種学校関係の協議会などに参加されている保護司の方々。
たまたまお話をする機会があり、大変勉強になりました。
まず、どんな役柄かというと
「更生保護」は人の立ち直りを支える活動です。
犯罪や非行をした人も,何らかの処分を受けた後は,地域社会に戻り,社会の一員として生きていくことになります。更生保護とは,国が民間の人々と連携して,犯罪や非行をした人を地域の中で適切に処遇することにより,その再犯を防ぎ立ち直りを助けるとともに,地域の犯罪・非行の予防を図る活動です。更生保護を実施する国の機関は法務省ですが,その地方機関として,地方更生保護委員会(高等裁判所の管轄区域ごとに全国8か所に置かれ,少年院や刑務所に収容されている人の仮釈放に関する決定を行う機関)及び保護観察所(各都道府県に置かれ,保護司をはじめとする地域の人々の協力を得て,保護観察や犯罪予防活動などを実施する機関)があります。法務省HPより
で、これをボランティアでやっていらっしゃるとのこと。
新発田では更生保護の対象となる少年は減っているものの、一定数はあるそうです。
犯罪・非行の予防ということで、やはり家庭が大事。そして柔道や剣道など『道』がつく武道が有効だとおっしゃっていました。極真空手の達人である氏が、特に柔道を推していました。礼儀もそうですが、人と人が組み合う中で、相手を思いやる姿勢が身につくのだそうです。そういえば、新発田市内の中学校では柔道を取り入れているところが多いですね。
柔道といえば、新発田は凄い歴史があるそうです。
昭和6(1931)年9月、旧制新発田中学(現新発田高校)柔道部が第一回全国中学柔道大会で優勝。その監督の高橋秀山先生も、同年に講道館が主催した全日本選手権で優勝したんだそうです。決勝は御前試合だったとか。
たいへん気さくにお話していただきました。
要請があれば、PTAにも子どもたちにも講演会をしてくださるとのこと。
そんな機会もつくれればいいなと思います。